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渋谷にて。

5月 4th, 2012 | Posted by 社員Y in 近況報告など、いわゆるブログっぽい話

今日はゴールデンウィークらしい話題を。

昨日は地元の映画館に「テルマロマエ」を観に行くも1時間前でも最前列しかあいていないため中止。今日は渋谷と新宿など一部の映画館でしか上映されていない「ルアーブルの靴磨き」を渋谷のユーロスペースに観に行きました。

初回は11時からで、45分前に到着したのですが開場となる30分前には長蛇の列が。元々150席ぐらいしかないいわゆるアート系シアターなのですが、立見が出るほどの大盛況ぶり。このブログをご覧いただいている方も「ルアーブルって何?」というくらい知名度の低い映画だと思うのですが、どうやって集客したのか非常に興味深いところ。

ちなみに私自身は映画自体は去年のカンヌ映画際に出品された後に知り、いつ日本で公開するのか注目してはいたものの、たまたま先週金曜日の日経新聞の夕刊に評価が掲載されていたのを見て、「え?日本でやってるの?」と驚いて調べたのがきっかけでした。新聞を見てなければ見逃していたかもしれません。日経新聞の夕刊は水曜の書評と金曜の映画評以外はほとんど見ていないのですが、これは今後も絶対に目を通すようにしようと決意しました(って、他の記事も読めよ・・・という話ですが)。

さて、前置きが長くなりました。この「ルアーブルの靴磨き」。なぜそんなに前から注目していたのかといいますと、監督のアキ・カウリスマキが個人的に大好きだからです。それは1990年。もう20年近く前になるのですが、「コントラクトキラー」という映画がありました。観に行ったきっかけは忘れましたが、初めて観に行ったときはあまりに台詞のない静かな映画のため半分以上寝ていました。観客の笑い声で目が覚め、その後目が覚めて続きを見たものの、途中が抜けているので当然意味がわからず。

普通なら寝てしまった映画など、つまらないからという理由で二度と観ないのですが、このときは何だか悔しくて、再度チケットを購入して別な日に観ました。すると、とても面白い。カメラはほとんど動かない。台詞も少ない。でも、映像の何ともいえない色合いと、登場人物がかもし出す絶妙な間によって生まれる、クスクス笑い的な可笑しさにはまってしまいました。その後、上映が終わるまで計5回観ました。

世間(というより映画ファンの間?)でも、いつのまにかフィンランドの巨匠という位置づけで過去の作品が公開されたり、新作も大々的にPRされたうえで公開されたり(中でもレニングラードカウボーイズは有名かも)。しかしコントラクトキラーの後に公開された「ラヴィドボエーム」という映画は個人的に今ひとつ馴染めなかったので、だいぶ長い間作品から遠ざかっていました。

そして今回の作品は5年振りの新作。しかも主人公の奥様を演じるのは「マッチ工場の少女」の方だったり、他にもお馴染みの顔ぶれ(例えばジャッキーチェン映画に毎回どこかで見た顔がいるように)が予告編で登場していたので、これは観るしかないなと。

前述した「色」と登場人物の「間」、そして絶妙な「クスクス笑い」の連続。迷わず観に行ってよかったと思える傑作でした。今も混雑している状態ですが、クチコミでもっと集客して、ロングランになるといいなと思います。

久し振りに長い記事が個人的な趣味で申し訳ございません!その後、渋谷ということでオープンしたばかりのヒカリにも潜入レポートを試みようとしたのですが、入場規制により入れず。地下3階の行列は凄かったです。今回は諦めてまた次回ということで戻ってきました。ゴールデンウィークもあと2日。早いものですね。

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