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ビジ本紹介/生き方

5月 10th, 2012 | Posted by 社員Y in ビジネス本

以前のエントリーで課題図書の紹介をしました。課題図書は読んだら社内専用のブログに書評を書き、それに対して推薦者がコメントを入れたり、推薦者自身の書評を入れるという試みをしています。今回は、私が推薦した1冊、稲盛和夫氏の「生き方」についての書評を転載いたします。考えてみたらこの「生き方」という本で、初めて本に直接書き込みを入れるようになったのでした。

「生き方」は営業やシステムなどの業務スキルを伸ばす本とは異なり、人そのものに着目した精神論的な本であり、原理原則(いつの時代も変わらない基本的な法則)を説いた本です。小川さんの書評にも記載されていましたが、この手の本は「何が」書かれているかよりも「誰が」書いたかが重要だと思っています。パナソニック(松下電器)の松下幸之助氏、マクドナルドの藤田田氏、ヤマト運輸の小倉昌男氏など、歴史に名を残す偉業を成し遂げた経営者の本は他にもあるのですが、そのような精神を踏襲しつつも、今なお現役で活躍する経営者となると、この稲盛和夫氏以外にいないかなと思い、推薦いたしました。

そもそも私がこの本を手に取った理由は、生きる意味を見失っていたから…ではなく、先に記載した「いつの時代も変わらない原理原則」を知ることで、自分自身を俯瞰し、人間力の向上に役立つのではないかなと思ったからです。

そんな訳で当時、読んだときに付箋や赤線を引っ張ったところを今見てみると、例えば17ページ(プロローグ)の中間ぐらいにある以下の部分。

「世間には高い能力をもちながら、心が伴わないために道を誤る人が少なくありません。」

とか、163ページ(心を磨き、高める)の最初にある以下の部分。

「私たちが自分の人間性を向上させたいと思ったとき、そこに難しい修行などは必要ありません。ただ、ふだんの暮らしの中で自分に与えられた役割、あるいは自分が行うべき営為を、それが会社の業務であろうと、家事であろうと、勉学であろうと、粛々と、倦まず弛まず継続していくこと。それがそのまま人格錬磨のための修行となるのです」

あたりが、当時この本を読んだときの自分の心の状態や、自分が欲していた言葉とシンクロしていたようです。今、この部分を読み返してみても特に響くものを感じないのは、自分の中で既に消化していることであり、当時より少しは成長しているからだと思います

そういう視点で見ると、みなさんが記載している響いた箇所というのも、今のみなさんが欲している言葉だったり、成長したいと願っている部分だったりするのかなと思います。ほぼ全員が「思い」や「熱意」について言及している箇所を挙げています。

「思えば実現する」(佐藤さん)
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」(金井さん・鳴澤さん)
「あきらめずにやり通せば成功しかありえない」(山崎さん・小川さん)

小川さんの書評に「多くの人が、それらの実践・継続の仕方に迷い・悩んでいる」とありましたが、まさに「思い」や「熱意」というものは、形あるものではないので、それをどのように形あるものに近付けていくのかについては、一人ひとりが考えていかなければなりません。

最近、金井さんが何やら念仏のように独り言を唱えているのは、なるほど、そういうことか・・・と思いましたが「思い」や「熱意」はまさに思ったり考えているだけでは駄目で、言葉にして口から発してみたり、手帳に書いたり、それを読み返したりすることで少しずつ自分にだけは見える形が出来るものだと思います。

最後に今の自分が読んで、最も響いた箇所を紹介します。

「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って正しいことを正しいままに貫いていこう。

これは84ページ(原理原則から考える)に記載されている物事の判断基準に関する、稲盛氏なりのルールです。ビジネスの場では勿論のこと、私たちは常日頃から何かを判断(選択)しています。判断する際に基準としているのは、自分自身の過去における経験値だと思いますが、経験したことのない物事に対する判断基準や、経験した事でも決めかねる場合には「人として正しいか」を基準に判断すると、結果はどうあれ後悔はしないと思います。

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