皆様ご無沙汰です。
石井でございます。
今週は第3回パートナー会議が開催されました。
僕にとっては、GW、盆休み、正月と同じくらい僕にとって楽しみな会でございます。
今回は各地の同志、7社40名近くのパートナーが集合しました。
ただ楽しいだけの会ではなく、より強い営業力を持つにはどうすればよいか?より魅力的な媒体に育てるにはどうしたらよいか?結果としてどのような地域貢献ができるのか?を具体的に議論する場になりました。
いままで2回は半分は営業の情報共有、半分は事業の社会的意義やその重要性の確認といった意味合いが強かったように思うが、今回は、社会的価値は前提として、さらに利益を上げていくにはどうしたらよいか、今目前の課題を解決するにはどうしたら良いか、といった具体的な話ができたような気がしています。
そんな有意義なミーティングの二日目、僕は中座をし、経済産業省から選定いただいた「ソーシャルビジネス55選」の授賞式へ。これは弊社が頂いたというよりも、パートナー皆さんと一緒に「まいぷれ」で受賞したもの。
ソーシャルビジネスとか、ソーシャルベンチャーといった言葉は以前から聞いたことがあったが、「いい事やってるけど儲からない事業」という認識くらいしかなかった。
正確な定義は
「子育てや介護、環境対策、地域活性化等の社会的課題をビジネスの手法を活用して解決していく取り組み」
との事。まさにまいぷれの事じゃないか。
この定義において、ビジネスの手法を活用してということ頃がミソで、僕も弊社もよく陥りがちなところなのだが、いいことをしているから、社会的意義があるからetcといったことを言い訳に、採算が悪かったり赤字状態でも良しとしてしまいがちな傾向があったりする。ビジネスの手法を生かしているのだから、いかに意義ある事業をしていても資金ショートすれば退場だし、きちっと稼がなければ先には進めない、ということだ。
この選定式の中でも、「ソーシャルだからこそSusteinability(事業の継続性)がより重要だ。継続的に発展していくためには高い経営能力が必要。だからお前らソーシャルビジネスの経営者は死ぬ程勉強しろ!」というようなことをおっしゃっていました。本当にそのとおり。
ここ2年ほど、頭ではわかっていたけどなんだかまとまりにくかった領域が、ようやく見え始めてきたところにこの二日間。案の定、会議初日はパートナーの皆さんと飲み明かしたのでやや二日酔いではありましたが、なんだか自分で一皮むけてきた気がします。
今までよりもちょっと踏み込んだパートナー会議と、その二日目のソーシャルビジネスのフォーラム参加。一連のストーリーになっている様で、非常に味わい深い二日間でございました。
石井丈晴
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