とある書評ブログで知り、購入した本です。データの出し方とか、見せ方とか、今まであまり深く考えてこなかったので、そういったことにも応用できればと思い読んでみました。まぁ、実際は、いかに統計には偏ったデータがあるかを具体的な例と共に分かり易く解説した本なのですが、逆説的には偏ったデータでも、ウソっぽく見えない作り方、見せ方を知ることができる本でもあります。
目次
第1部 統計の基本にストーリーあり
第1章 ボーナスが高い会社を狙え
第2章 間違いだらけの学部選び
第3章 本番に強いのはどっちか
第4章 その数学が就職を決める
第5章 テストの合否を推定せよ
第6章 投資でウソをつく法
第2部 隠れた関係をあぶりだす
第7章 麦酒研究部はB型王国
第8章 大人の事情
第9章 肉で勝つ!
第10章 長生きできる国、できない国
第11章 男と女の分かれ道
第3部 統計の深遠なる世界
第12章 物語で人は動く
第13章 庶民の世界
第14章 お金持ちの世界
第15章 株価の分布は取扱注意
第16章 世界記録はどこまで伸びるか
第17章 世界は分けようとしても分けられない
各章の最初に、会話のやりとりがあり、それがイントロとなって、読者に疑問を投げかけます。これが非常に分かり易いですし、入り易いです。具体例が多く、統計データの見方が自然と身につきます。
統計学に興味のある人は是非、入門書として読んでみてください。
社員Y
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