なでしこジャパン、世界一は個の力だったのか、チーム力だったのか。と聞かれれば、個の力もありつつ、最終的にはチーム力もあったからこその優勝だったと思います。去年のワールドカップ男子サッカーのときには、本田圭祐選手が「個の力を伸ばす必要がある」とたびたび発言していました。
スポーツなら誰よりも練習を重ねる、試合に出て経験を積む。ビジネスなら自分の分野の情報に対して常にアンテナを張り、プロフェッショナル意識を持って自分の長所を伸ばす努力をする。そういった個人個人の修練により、個の力を磨きつつ、最終的にはチームにおいてその力を結集させ、結果を出す。
ただ、チームになったときに、それぞれが同じ方向を向いていなければ、いくら究極の個の力が集まってもいい結果は残せません。個の力を磨きつつ、あとはいかにチームが同じ目標を共有できるか。個性を殺す必要はないですが、チームとしての結束力を高めるのは、ある意味で個の力を磨くよりも難しいことです。個の力とチームとしての結束、そして融合力。これが出来れば怖いものなしです。
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社員Y
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