今日までお盆休みという会社も多いのか、朝の通勤電車がいつにも増して空いていました。さて、今日の朝礼の社長の話から(今回はかなり省略しています)。
「お盆にはお墓参りをされる方が多いですよね。お墓参りをすると精神的に落ち着きます。朝食をきちんと摂ると、脳が活性化して午前中の仕事がはかどります。このようなことは他にもありますが、我々の先人の知恵というか、昔から代々続いている習慣のようなものです。続ければ必ず自分に還ってくると思いますので、みなさんもいい習慣を見つけて続けてください。」
社長の友人のお話からのつながりで上記の話題となったのですが、先人に学ぶことは確かに多いと思います。例えば古典。論語 増補版 (講談社学術文庫)菜根譚 (岩波文庫)超訳孫子の兵法などは、ビジネスに応用できると記載している方も多いですよね。
ただ、「学び」というのは不思議なもので、自分から求めなければ何も得られません。例えば職場において。あくまで例ですが「この会社では学ぶべきことがない」という人がいたとします。その一方で、「この会社からは学ぶべきことが多い」という人が同じ会社内で存在していたりします。
元々持っている素質やスキル・レベルもあると思いますが、学ぼうという姿勢がない人はきっと環境が変わっても「学ぶべきことがない」と思えてしまうはずなのです。個人的には、例えどんな環境でも学ぶべきことはあるし、得られるものはあると思っています。年齢とか経験は関係ありません。自分とは違う価値観の人の意見や見方を知るだけで、学びになります。
以前も少し書きましたがそもそも「学ぶって何?」という疑問もあると思います。学びは「知ること」だと思います。但し、知るだけで終わるのではなく、何か調べて知った後に、それを自分の言葉で言えるようになったり、その後実践できれば、学びの入り口に立ったと言えるのではないでしょうか。
まぁ、そういった方法も先人たちが歩んできた道があると思いますので、そういうものを本なり、実際の人なりから会得して自分のものとして消化しつつ、レベルアップしていければいいのでは、、と思います。
社員Y
最新記事 by 社員Y (全て見る)
- エンパシーチャートを使った研修 - 2014年1月27日
- ビジネス本紹介/負けてたまるか! リーダーのための仕事論 - 2014年1月13日
- 1日遅れの「あけましておめでとうございます」 - 2014年1月2日
Leave a Reply