色々な思考の本を読んでいると、一応理解できた感じはするものの、なかなか実践で使おうとするのは難しいものです。それは、表面だけ理解したように思っていて、実は理解できていなかったり、そもそもの思考の根本(物の考え方や見方)が理解できていないことが原因では?と思い、読んでみた本です。
まえがき
第一章 「地頭力」を自己診断してみよう
第二章 「地頭力のある人」と「ない人」の違いを考えてみよう
第三章 「考えはじめる」ために、三つの「意識」を持とう
第四章 眠っている地頭力を呼び覚まそう
第五章 フェルミ推定を解いてみよう
第六章 よく聞かれる疑問にお答えします
あとがき
ポイントは「結論から考える」「全体から考える」「単純(抽象化)に考える」の3点です。結論から考えることは、仮説思考ですし、単純に考えることは、フレームワークで考えることにもつながっていきます。
個人的には座標軸で考えるという部分が参考になりました。その他、時間に対する感覚の話など、根本的な考え方に関しても共鳴できる部分が多かったです。
どの本もそうですが、これ一冊を読んだからマスターできるというものではなく、また記載されていることはシンプルでありながらも、実践するのはよほど意識していないと出来ないことなので、繰返し読んで思考力の向上に役立てたいと思います。
社員Y
最新記事 by 社員Y (全て見る)
- エンパシーチャートを使った研修 - 2014年1月27日
- ビジネス本紹介/負けてたまるか! リーダーのための仕事論 - 2014年1月13日
- 1日遅れの「あけましておめでとうございます」 - 2014年1月2日
Leave a Reply