先週金曜日、会社のキックオフミーティングの最後に社長から、これからを担う社員に配布された本です。書店でも売れているためか、目立つ場所に置いてあり、何度も目にはしていたものの、タイトルを見て手にとることはありませんでした。そもそもそういった先入観が段々とアタマが硬くなってきている証拠なんですよね。反省。入社1年目~3年目ぐらいまでの方が読めば成長の糧となり、それ以降の方が読んでも気付きのある本だと思います。
個人的に刺さったのは、96ページの最初の言葉。
「古典を読んで理解できなかったら、自分がばかだと思いなさい。新しく書かれた本を読んで理解できなかったら、作者がばかだと思いなさい。」
これは「20 本を速読するな」でライフネット生命の社長の言葉を紹介したものです。この本自体はとても分かり易く、実践できることも多いのですが、古典は五感をフル稼働させてアタマで考えなければその本質を理解することは難しいです。分かってはいても、なかなか理解できない古典ですが、この言葉は自分に渇を入れてくれる言葉でした。
「43 ビジネスマンはアスリート」で書かれているように、ビジネスマンも復習・実践・修正(練習)を繰り返して、最高のコンディションで仕事に挑む。本当にそうあるべきだと思います。
後は冒頭に書いてあった、成果物などは50点の状態でもいいから出してみるという部分や、つまらない仕事はないといった部分は、仕事への基本的な考え方を育むのに最適な教科書になっていると思いました。
社員Y
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