少し前に「元・船橋市民の雑多なメモ。」という人気ブログに「ペヤングと納豆に関する一考察。」という記事がありました。一見すると、ただの食べ物ネタに思えますが深読みすると実は高度な技術を駆使していることがわかります。
まず、、
(記事より) どや顔の同僚の話を聞いてみる限り、
普通なら、どや顔をした人の話をまともに聞くというのはありえません。そこを社員Fさんは、その場の空気を読み、ぐっと我慢して聞き手にまわり、相手に気持ちよく話しをさせています。とかく営業に行くと、相手の話よりもこちらの話を伝えることに夢中になりがちですが、相手の話を聞く、ヒアリングの大切さを思い知らされます。
(記事より) ペヤングに納豆が合うらしい。「合う」の意味がわからなかったが、
意味がわからなくても、とりあえず「合うらしい」と肯定する。営業の場でも、否定から入るとその後は相手の警戒心を誘い、こちらの話を受け入れてくれなくなります。
(記事より) …というか、結論から言って、合わせる必然性をほぼ感じなかった。
最終的にはきちんと自身の意見(ここでは、どや顔の同僚とは正反対の意見)を伝えています。これは、最初に「合うらしい」と肯定し、さらにその後で「お互いが喧嘩している感じでもなかった」と付け加えたことにより、しっかりと、どや顔に「オレは認めてるよ」という裏付けを示したことで、「だけどオレは・・・」という正反対の意見を否定ではなく「意見」として伝えることに成功しています。
(記事より) 少しリスクがあるなぁと実感した。
仕事においても、プライベートにおいても人生、いかにリスクを回避するかが重要です。社員Fさんは、どや顔の同僚の話に真剣に耳を傾けることで、今後人生で起こりうるリスクの一つを完全に回避したと言えるでしょう。
社員Y
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