日本経済新聞の広告がきっかけで購入した週刊ダイヤモンド。内容は以下のとおり。
特集
ビジュアル活用仕事術
[Part 1] 話さず決める! ビジュアルプレゼン術
見た目で勝負 通るプレゼン資料の作り方
《極意 1》 言いたいことは一つに絞れ
《極意 2》 メッセージを打ち出せ
《極意 3》 円グラフを並べるな
《極意 4》 色は3色以内、濃淡で表現せよ
《極意 5》 レイアウトの決め手は“Z”
《極意 6》 数字で主張せよ
[Column] 有名メーカー決算資料を斬る
[Part 2] 効率60倍アップ ビジュアル営業術
《顧客ニーズをビジュアル化》 本質的課題をあぶり出す
《顧客メリットをビジュアル化》 1分で心をつかむ提案書
《人脈をビジュアル化》 キーマンに最速で会える人物相関図
《言葉をビジュアル化》 客を話に集中させる「ながらメモ」
《課題をビジュアル化》 年1000枚を破る「To doリスト」
[Part 3] 効率60倍アップ ビジュアルマネジメント術
《情報共有で効率アップ》 付箋を使った「即席プロセスマップ」
《情報共有で効率アップ》 1分で営業マンを説得する
《スケジュール管理で効率アップ》 「付箋」&「色分け」だけで
《思考整理で効率アップ》 使えるノートは余白が決め手
《議論のビジュアル化で効率アップ》 議論を描けば会議が変わる
[Column] 〈クイズ形式〉 財務諸表をビジュアルで解く
[Interview] 安宅和人●ヤフーCOO室室長
〈特別収録〉 達人オススメ! 効率アップ文房具
資料を作る際の参考になればと思い購入しましたが、プレゼン資料の作り方に関しては以下の部分が参考になりました。
●色使いの掟。文字の色に黒80%のグレーにすると目に優しく知的に見える。
●最大値を示す頂点がわかりにくく影の情報も付加価値ゼロなので3Dグラフは使わない。
●勇気を持ち不要な情報は切り捨てる(ソフトバンクの資料ではロゴも削除されていた)。
コラムの有名メーカー決算資料を斬るは、パナソニック・三菱自動車・ホンダ・シャープが登場しますが、なるほど、極意1~6の視点で見ると改善の余地があることがわかります。というか、斬ってしまうところが凄いと思いましたが。。
そして個人的に最も興味深く読んだのが、Part2のビジュアル営業術です。特に、最初に登場する富士ゼロックスの齋藤氏が実際に取ったメモと、そのときの商談の内容は参考になります。これをそのまま真似るというよりはこれを自分のやり方として落とし込むことが大事だと思います。
そして伊藤忠商事の狩野氏による人脈をビジュアル化は、商品を売り込むためには、ここまで人脈を細分化しなければ会いたいキーマンとの接触は図れないというのを思い知らされます。ネット上のソーシャルグラフのリアル版のような人脈構築が肝となりますが、どんな局面でも自分の思いや夢を熱く語れなければ最終的には人間関係もビジネスも広がらないことがわかります。
その他、お客様との商談でメモを取りながら、かつそれを見せるときは、ペンの色は黒ではなく青にするとか、先方との商談で提示した資料に補足がてらその場で手書きしたものを置き土産にするとか、普段自分が気遣いできていない部分でとても参考になりました。
最後のおまけ収録の効率アップ文房具で紹介されていた、フィグラーレマトリクスノート。4分割された方眼ノートなのですが、思考用に使えそうなので今度購入してみようと思います。
社員Y
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