今日はアカデミー賞作品賞ほか、受賞したフランス映画「アーティスト」を観ました。初日ということもあり、かなりの混雑を覚悟していたのですが…地元の映画館は11人しかいませんでした。
生意気にも5つ★で評価するとしたら、4.5★ぐらいの作品です。特に感じたのは以下の点。
●サイレントって意外と観ていて疲れる。
●なぜなら五感をフルに稼動させて観ないとわからなくなるから。
●主人公2人、犬が素晴らしい演技。
●個人的には昔、沢山笑わせてくれた役者、ジョングッドマンが出ていてよかった。
サイレント映画といえば、個人的にはチャップリンの「街の灯」が大好きでした。そのときは疲労感はなかったと思うのですが、アーティストを観て、いかに文字から得る情報や、聴覚から得る情報に普段頼りすぎているかがわかりました。情報を受身として得るのではなく、自ら掴みにいく。普段ネットや本で知りたいことを調べる行為とはまったく別で、サイレント映画は答えがない。自分で見た情報に対して想像して答えを出さなければならないという意味で、疲れました。
観る前は、犬(ジャックラッセル)がすべて持っていってしまうのでは?と思っていましたが、主役のジャン・デュジャルダンが素晴らしいです。話そのものは単純で、もう少し短くてもよかったのでは?と思いますが、3Dよりも貴重な体験になること間違いなしです。
社員Y
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