今回は世界No.1コーチ、アンソニーロビンズの史上最年少トレーナー、ピーターセージ著の自己啓発本、「自分を超える法」を読んでの感想です。
目次
■法則1「成功の心理学」
→「成功は80%の心理学と、
20%のシステムまたは戦略から構成される」
■法則2「お金のつくり方」
→「資金ゼロで起業する方法」、
つまり「お金」や「ビジネス」に関する考え方を変える方法
■法則3「リーダーシップを高める」
→リーダーシップを高めるために必要な
「感情のマスター法」「人間関係のマスター法」
■法則4「世界観をつくる」
→人生に力を与えるような考え方ができるよう
「世界観のつくり方」を伝授
■法則5「競争に10倍強くなる文章術」
→現在ほど「文章を書く力」が求められている時代はない。
効果的に伝わる「文章術」
自分の仕事・業務に直結して役立つというよりは、メンタル面を強化してくれる本。生でセミナーを見たらさぞかし洗脳されることだろう(あ、決して悪い意味ではなくですが)。法則5は他の専門書を読んで事足りていたのでほとんど読み飛ばし。個人的には法則1の心構え的な部分と、法則2のアイディアが参考になりました。例えば・・・
人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定感の量に正比例する。
⇒居心地よいと感じられる程度の不安定感の領域が多くなればなるほど、人生の質が高くなる。
成長するためには付加をかける必要がある。
⇒体をシェイプアップすることを例にとると一目瞭然。楽々超えられるハードルをまたぐだけでは成長しない。
ビジネスでは想定外が当たり前。それを支えるのが「情熱」だ!
リーダーに共通する価値観は成功の見込みが極めて薄いことに挑戦していること。
などの部分には共感しましたし、そうありたいと思いました。若手の方が手に取ったら、おそらく起業してみたくなるような、勇気を与えてくれる本でもあります。ただ、この手の本はそうありたいと願うだけでは駄目で、実際に行動しなければ何も変わりません。「私は今、どのくらいの貢献を世の中にしているだろうか?」と自分自身に常に問いながら、意識して日々の仕事に取り組んだり、自分で仕事を生み出すことは誰もができることだと思います。引っかかりのある箇所を何度も読み返し、実践していきたいと思います。
社員Y
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