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ビジ本紹介/藤田晋の成長論

5月 18th, 2012 | Posted by 社員Y in ビジネス本

今回は、サイバーエージェント社長、藤田晋氏の著作です。位置付けとしては2009年に出版された「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」の続編です。

目次

第1章 成長を続けるためには
「すべて自分の責任」と覚悟し、言い訳しない
「結果がすべて」の心構えこそ大事
“運”で片づけると成長しない
「肩書」に意味はない。役割こそすべて
新しいことへの挑戦を逃げ道にしない  ほか

第2章 コミュニケーション力を高めるには
“正論”を振りかざさない
あえて空気を読まない応用力を持つ
“誘いの言葉”を社交辞令で使わない
自慢を慎み、勘違いされる言動も控える
自分にウソをついてまで人に合わせない  ほか

第3章 折れない心を作るには
正しい方法で“初心”に立ち返る
悩み続けないために、明確な“軸”を持つ
“暗闇の恐怖”に負けず、勇気を持って進む
苦しい時に、自分の弱さから目を背けない
大事な局面での決断は、真摯に志を貫く  ほか

第4章 アイデアを実現するには
どんな会議にも主体的に参加する
相手を熟知し、時を見計らう
ズレていないか、直感に立ち返って確認する
アイデア実現のためには“腕力”も使う
あと一歩のアイデアを“詰めて”実現  ほか

第5章 本物のリーダーになるには
最大の役割は方向性の絞り込み
“しごき”は時代遅れ。褒めて伸ばす
自分のためにも、後輩の指導を怠らない
“見えない報酬”を大切にする
仲が良すぎる状態を危険視する

実は、結構前に購入していて、最初少し読み始めていたのですが、前作のときよりも正直、響いてこないなぁ、、と思って積読状態になっていました。ところが本というのは不思議なもので、そのときの精神状態によっても響く言葉や印象がまったく変わってきます。何となく手にとって読み始めたら止まらなくなり、すぐに読み終えました。以下、今回読んで響いたところを箇条書きで紹介いたします。

●プロなら何があっても言い訳は一切しないで全てが自分の責任と腹をくくる。
 →万が一、失敗しても成長の糧になる。
●プロセスを評価してもらおうなどと考えるな!仕事は結果が全てと心得よ。
●常に高い目標に挑戦しているか?出来て当たり前のことをやるだけで仕事をしたつもりになっていないか?常に自問自答する。
●何もしないで運がいい人などいない。運は努力の結果。努力している人のところにだけ巡ってくるチャンスがある。
●仕事の内容を深く理解し、役割やミッションを明確に持った上で働くこと。
●ビジネスは自分の価値を会社なりクライアントなりに提供していくもの。
 →つまり自分の価値を高めなければ、何も提供できないし対価もいただけない。
●自分の価値を素早く高めるには、今持っている強みを圧倒的な強みに変えること。
●創造的な仕事は考える時間から生まれる。意図的に考える時間を作れ。
●リーダーの最大の役割は明確なビジョンを示し、それをやりきること。
●時には自分自身をねぎらうことも大切。自分自身が設定した目標をクリアしたらご褒美をあげることも必要。

元々は、日経ビジネスアソシエに連載されている記事からのようで、前作はどちらかというと社会人になったばかりの方の仕事の仕方にフォーカスされていたと思うのですが、今回は幅広いビジネスマンに気づきを与えてくれる内容だと思います。結局、真面目にコツコツと正しいことをしていくに尽きるんですよね。ただ、それを出来ないのが人間の弱いところ。コツコツに自信がなくなってきたときに読み返すと必ず力になってくれる本です。

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