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ビジ本紹介/ロジカルシンキングリーディング

11月 12th, 2010 | Posted by 社員Y in ビジネス本

今回はビジネス本の紹介です。社内で読みたい人がいればお貸ししますのでお気軽にお声掛けください。

『ロジカルシンキングリーディング/大石哲之』

第1章 1冊の本からは多くを学ばない
第2章 読むべき本はこうして選ぶ
第3章 「ロジカルシンキング」で本を読む
第4章 読書を確実な成果につなげる

◆個人的に肝と感じたこと

本書は「仕事で成果を出すための読書」に徹底的にこだわって書かれています。これまでビジネス書を読んでも、スキルアップに直接結びついているか今ひとつ実感できていない自分にとって非常に興味のある内容でした。

◎読書について

大事なのは「選択」と「集中」。
本は1冊全部読まずに、目的(テーマ)を絞って必要な箇所だけ読む。同じテーマの本を5~10冊程度、集中読みする。そのテーマにとっての重要ポイントは、大抵どの本にも共通して書かれているので、何冊も読むことで理解度が深まっていく。
そして大事なのは、インプットしたらすぐにアウトプット(実践)してみること。

◎本の選び方について

ここではスクリーニングの方法が紹介されています。ポイントとしては、

・図と表を見る
・奥付と著者プロフィールを見る
・構造化されているか
・翻訳本か

の4つです。特にへーと思ったのは翻訳本を選ぶということ。
個人的には翻訳本は、読みにくいイメージがあり敬遠しがちだったのですが、翻訳してまで出版するという時点で既にスクリーニングされているとのことで参考になりました。

ただ、日本人が著者でない場合、日本の事例にあてはまるかという点と、翻訳によって良し悪しが変わるという点があると思うので翻訳本はさらに別なスクリーニングが必要かと。

ネット書店で選ぶ場合、私もアマゾンを利用しますが中古価格は時価なので「1円」などの場合、極端に言えば市場では価値のない本(=読む価値のない本)という見方もできると書かれています。

確かに、良書であればそこまで価値は下がらないかもしれません。評価(レビュー)を鵜呑みにするのは危険ということも書かれています。

価格に関しては、市場の流通数によって変動しますし、どちらかというと出版年数が古い=安いというイメージを持っているので、私の場合は逆に出版年数が極端に古くなければ、掘り出し物を見つける感覚で安くても購入はします。著者も書いているとおり、最終的には自分の目的に見合う本であればということですね。

レビューに関しては、悪い評価ばかりだと気になりますが私の場合いい評価が、どこを評価しているのかだけ見るようにしています。悪いのはもう相性が悪いとか、読みにくいとか、想定していた内容と違ったとか、人それぞれの理由があると思うので仕方ありません。

それよりも、良いと感じた人の誉めポイントを探した方が選ぶときには参考になります。著者が書かれているとおり、全てが良い評価だと、それはそれで危険な感じもしますが、最終的には中身を自分の目で見て判断するしかないんですよね。

◎ロジカルシンキングで読む

いよいよこの本の本題です。
必要なところだけを読む。大切なところは熟読する。
「雲・雨・傘(うんうがさ)」に注目して読むことが大切と著者は説いています。

この「雲・雨・傘」とは、

「黒い雲が出ている」という事実。
「(ならば)雨が降るだろう」という解釈(意見)。
「じゃぁ、傘を持って行こう」という行動(アクション)。

という意味で、本を読んでいて特に陥りやすいのが最後の行動のみにフォーカスしてしまう人が多いということ。そうではなく、行動に至るまでの裏付けをしっかりと理解していないと結局行動する意図を見失い、何も出来なくなると著者は説いています。

併せて、意見に対しては一度立ち止まって自分の意見も考えることが大事だと。つまり、読書で何かを得たいなら、その目的を明確にし、かつ「雲・雨・傘」に注目しながら読み、自分はどうなのか意見をぶつけてみるということになります。

これはただ単に読み進めるよりも、効果的かもしれないと思いました。同じ章で書かれているPCDAサイクルを回して読むというのも読む→考えるというサイクルを取り入れる方法で、参考になりました。

◎読書を確実な成果につなげるために

前章までと重複する部分もありますが、ここで注目すべきはインプットとアウトプットを同時に行うということです。読みながら実行することで、行動を修正することができ、最終的に高い実践力を身につけることができるということです。

営業マンなら、今日は相手から課題を引き出すヒアリングに力を入れようと思ったとします。移動時間で関連する本を読み現場ですぐにそれを実行してみる。極端に言えばこのようなやり方です。これをすることで、読み放しではなく、実際に本で得た情報を活かしていることを体感するというものです。

読んだ内容をすぐに実践に移せるケースがあるか否かは職種によっても異なると思いますが、アウトプットを意識してインプットをするという方法は他の書籍でも紹介されていたので試してみたいと思います。

◎まとめ

この本で一番参考になり、すぐに実践しているのは「雲・雨・傘」を意識して読むです。でもこれが簡単なようで結構難しい。ついつい傘のアクション部分に目がいってしまうのと、そもそもどれがそれぞれに該当するのか見極めるのが難しいのです。

慣れもあると思いますので、しばらくは四苦八苦してでも続けてみます。そして著者は同じ本を読み返す時間があったら、他の本から情報を仕入れることに重きを置いていますが、私自身はこの本を部分的に何度も読み返しています。そのくらい、自分にとっては参考になった本でした。

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