本棚というほどの立派な棚はないのですが、教科書をすぐ手の届く棚に入れるために後の方に隠れていて、最近は読んでいない本をダンボールに入れることにしました。そのときに出てきたのがこのサムライ営業―すぐ売れる技術より、売れ続ける極意という本です。著者は当時はリクルートからスタッフサービスへと移ったところで、現在は楽天でご活躍されているようです。タイトルもインパクトありますし、読んだ記憶もあるのですが、当時は線を引いたりメモを写したりということをしていなかったので、パラパラとめくって読んでみました。
本はやはり読むときの自分に左右されるものですね。当時はおそらく響いてこなかったであろういい言葉が多数載っていました。例えば以下の部分です。
モチベーションが上がらないのはなぜか?問題なのは、やりたいことがあるのに、それを実現できていない自分がいること。ここにモチベーションが下がる大きな原因がある。モチベーションを下げないためには、まずは自分自身の「力」を確実に身につけていくこと。それは少しでもいい。その「伸び」をしれば「結果が出た」と感じることができ、もっとやってみよう、頑張ろうという気になれる。
要するに、結果が出ないからモチベーションが下がる。結果を出し、それを継続するためには成長をし続けなければならないということです。そして成長していない段階では、結果は出ないということ。結果が出ないからといって諦めたり腐ったりせずに、そこは成長過程としてプロ意識を持って学んで行く努力をするということです。
2007年に出版された本ですが、これを読むと営業の本質や仕事への考え方というのは、技術的な進歩があっても変わっていないなと思いました。実践するのみです。
社員Y
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