今回は新書本からの紹介です。著者の丹羽宇一郎氏は伊藤忠商事の社長を6年務めた方です。1999年に約4000億円に上る不良資産の一括処理に成功し、翌2000年度の決算では史上最高益を計上した手腕を持つ経営者です。
本書を読んでみての感想は、とにかく地道に当たり前のことを実行するということにつきると思います。人間とは何ぞや?を学び、人間力を磨き続けるという姿勢は、稲盛和夫氏の「生きる」にも通じる教訓のように思いました。
リーダーまたは上司という立場の人間の心構えを再認識させられました。リーダーの入門書というよりは、既にリーダーや上司という立場の人が読み返す本のように思います。今日のある方は是非手に取ってみてください。
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社員Y
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