地域情報サイト「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワークの広報ブログです。
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早いものでもう3月ですね。毎月、月初には同じことを言ってるような気がしますが、最近本当に時間の流れが早く感じます。

フューチャーリンクネットワークも今日から新しい期に突入です。今週の朝礼で社長も話していましたが、現状に甘んじることなく、今期は更なる飛躍を遂げなければならない年です。

さて、本日から春のイメージUP特集を公開しました。首都圏版と千葉で若干掲載内容が異なっています。5月からはギフト特集を予定しています。是非、ご覧になってみてください。

http://mypl.net/mp/special_chiba/
http://mypl.net/mp/special_metro/

こんにちは 石井本人です。
社員Nに任せっぱなしなのもいかがなものかと思い、近況報告を。

最近、論語にはまってる。ここ半年くらい、時間さえあれば、論語や、その解釈本を読んでいる。はまっている、と言い方よりも、初めてその本質に気づいたというべきか。

大学受験に始まり、過去にも何度も論語を読んでいるが、33才にして初めてその本質的な意味に気づいたようだ。本当にありがたい。
論語の存在に感謝すら覚える。今書店で売られているベストセラーのうち、2500年後も読まれている本ってそうはないだろう。そんな中で論語は2500年間読まれ続けてきたのも、素直に納得できる。

人として生きるために何が重要か。どう生きるべきかを教えてくれる。まるで普段の僕をどこかで見ているかのように、向かうべき方向を教えてくれる。しかも、読めば読むほど深まっていき、まるでスルメイカのようだ。

昔は説教臭くて、つまらない印象しかなかったのだけど、生きるうえでも、事業を進める上でもこんな教科書はないかもしれない。経営学や、マーケティングの本を何冊も読むよりもはるかに有益だ。

冒頭に掲げられた有名な一節

「子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎」

この間までは、ここは僕にとってあんまりピンと来ない一説だったのだが、勉強が進むにつれてその本当に意味することがわかってきたようだ。この自分の変化がまた面白かったりする。

もっと早くから論語の本当の価値、言ってくれていることの意味に気づいていれば・・・と思うが、逆に今までがあるからこの歳になってようやく勉強が出来るようになったのかな、とも思う。

「子曰。今之成人者。何必然。見利思義。見危授命。久要不忘平生之言。亦可以爲成人矣。」

利を見て義を思う。うちの会社は地域を活性化することを目的の会社だ。もちろん儲けなければ会社は存続できないが、義がなければ存続する意味がない。

ついつい目先の利益や流行に左右されがちな自分への戒めとして、
【ITの上に論語を置け!】と言っておこう。

最近、すごく忙しい。

「忙しい」と人に言うことはとても恥ずかしい事だと教えられてきたので、できれば言いたくないが、でも忙しい。要は僕のスケジュール能力がないからだが。

忙しいと、不本意ながら、大事な人にほど不義理をしてしまう。日々膨大なメールが届くので、返事もままならず、旧友や昔からお世話になっている人とのメールに対しては、ついつい甘えが生じて後回しになってしまう。「最近石井君は忙しくてメール出しても返事くれないからなぁ・・・」とのセリフを最近よく言われる。申し訳ないやら、寂しいやら、情けないやら。複雑な気持ちになる。

「忙」という時は「心を亡くす」と書くが、ホントにそうだとしみじみと思う。

 突然話が変わるが、先日、祖母の法事があった。ウチの法事の際にきてもらうお坊さんは毎回とてもいい話をしてくれるのだが、今回は特に心に染みた。話の趣旨は、(注:僕の解釈では、だが)

 「お盆、法事、お墓参りetcの行事はとても大事。お墓の前で手を合わせる。お経を聞きながら故人を思うことで、自分が今この世にあるありがたみや、生きる意味、生きがいを知ることになるからだ。故人に囚われるのではなく、思いを遣ることがとても大事だと。この思いを遣ることは、まだ現世にいる家族や、旧知の知人に対しての思いやりにも通じることになる。疲れたときには、あるいは迷ったときには、先祖のお墓に手を合わせて、故人に思いを遣るのはどうだろうか?」 との話だった。

 まさに今の僕向けの話で、本当にありがたかった。昔からの知人、信頼している仲間、創業以来応援してくれている人たち。そういう人たちほど、急な用件でないメールほど、ついつい後回しになってしまっているが、そういう人たちほど思いを遣る事で、今こうしていられるありがたさを改めて感謝しなければならないなと、改めて思った。

 そういえば、まいぷれ創業間もない頃、僕が飛び込んで営業したケーキ屋さんや、インターネットなんて詐欺だと、けちょんけちょんに僕を責めたてた額縁屋さん。いづれもずっとまいぷれの掲載を続けてくれているが、すっかりご無沙汰だ。

 感謝の気持ちをこめて、思いを遣ってみよう。