地域情報サイト「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワークの広報ブログです。
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今年もドリームゲートよりインターンシップの学生を受け入れた。
今年で3年目。

「社長のかばん持ちプロジェクト」という名で、
僕についてまわり、起業家を体感するプログラムだ。
5日間このインターンをした上で、最後に学生よりプレゼンを受ける。

今日、その学生より、インターンシップ修了のプレゼンテーションを受けた。

僕から出したテーマは、「求められる地域情報サービスとは?」

この抽象的なテーマに対し、温泉街の活性化事業を提案してくれた。
彼女なりに“まいぷれ”について考え、実地調査を行ったうえで、
プレゼンをしてくれた。なかなかよくまとまっていた。

弊社に来て僕についてまわったことで、どのくらい勉強になったかはわからないが、
学生の時にこういう経験ができるのは純粋にうらやましい。
僕が学生のときにこんな機会があったらなぁ・・と思う。

(実際学生だったら、遊びの方を優先していた可能性も高いが。)

別に起業するのが偉いとも思わないが、起業を考えている人にとっては、
金融機関なり、社会の理解なり、勉強の機会なり、
社会全体的に起業しやすい環境になりつつあるのかもしれない。

何で年末はあわただしいのだろう・・・
なぜか12月は異様にあわただしい。
方々で呼ばれる忘年会のせいもあるが、「年を越す」事への抵抗感からか、何とか年内に話を少しでも進めておこうと、年内のうちに何とかアポを入れようとするために、余計に過密スケジュールになる。
別に1月になってからでも間に合う案件でも、心理的に「何とか年内に・・・」とがんばってしまう。冷静に考えれば不思議だ。
おかげで12月は例年殺人的なスケジュールになってしまう。
多くの経営者は、決算期を基準にモノを考える。事業的にみれば、年末/年始は自社も取引先も休む連休という認識くらいしかないかもしれない。
そんな季節感のない経営者にとっても、決算月はとても重要。決算書は会社にとって通信簿のような物で、これによって社内・外を問わず、会社の状況、事業の成長度合いが測られてしまう。もちろん、会社の成長は1年単位ではない。その昔、銀行に融資の申し込みをしにいった際、決算数字が悪くて融資を断られたのだが、(数字というより、創業間もないことが大きかったのかも。)若かりし僕は、「この事業は10年スパンで仕掛けるもの。弊社のことは10年決算でみてほしい!」と意味不明な主張をしたのが懐かしい。
 時に事業の成長と、決算数字がトレードオフになることがある。本来的にはあってはいけないのだが、弊社のような成長中の会社では、現実的にありえる。
 「事業の成長のためなら決算なんて関係ない!」と吼えたくもなるが、会社が大きくなるに連れて、いろいろなステークホールダーが増える。その微妙な関係の中にあって、決算をどう考えるか、意外と難しい問題だったりする。
まだまだ修行が足りないな。

とあるプレスリリース会社の方が取材にきてくれた。
その方に、まいぷれの目指す物、行政HPのPFIスキームの話、共有型都市空間データベース構想の話しをさせてもらう。
いたく感心をしてくれ、帰社後、
「貴社の【共有型地域情報データベース】は少々、シバリのある、wiki という位置づけで考えてもいいでしょうか?」
とのコメントを頂く。ちなみに、wikiとは、ウィキペディアの事。
みんなで作る百科事典のことです。
なかなか理解してもらえない事が多いのに、この人はわずか30分あまりの話しで本質的なところまで理解してくれたようだ。さすがです。

でもなぁ・・なんかウィキペディアとはちがうんだよなぁ・・・

情報発信者のパーミッションの有無が違うというか、データベース化された情報のインデックスの考え方が違うというか・・・
人に説明する上で、この辺の概念の違いも説明できないようでは、まだまだ考えが浅いのかも。
いや、言語化できていないだけで、考えられてはいるつもりではいる。
でも言語化できてないのって、結局考えが足りないんだろうな・・・
なんだか禅問答のようになってきた。