今日は1日雨模様でした。
突然ですが今日の写真は街で見かけたひとこま。
え!
あのバッグは・・・
今日は1日雨模様でした。
突然ですが今日の写真は街で見かけたひとこま。
え!
あのバッグは・・・
2日も間を空けてしまいました。失礼いたしました!今日からまた意識して書いていきます。さて、今回は並行して読んでいる本の紹介です。読破しましたら、詳細をあらためて掲載いたします。
●自分を超える法
書店で平積みされているのを何度も目撃しつつも、この手の自己啓発本は個人的にはいいかな・・・という感じで避けていたのですが、書店で中身を見て説得力があるのと価格が2000円で重たい本だったので購入。今、メインで読んでいますが、Win-Winの関係の築き方や、費用を掛けない戦略的なアプローチが非常に参考になります。著者が外国人ということもあり、日本でこのような人間関係や戦略は難しいと思われる方もいるかもしれません。戦略的アプローチでは非常に論理的でありながら、事業をするなら優先すべくは「情熱」と言い切るあたりに逆に好感を持ちました。
●大型商談を成約に導く「SPIN」営業術
ぼんやりと営業の本を眺めていたときに、たまたまアマゾンのレコメンドで表示されていた本です。事前に中身はチェックしなかったのですが、比較的前た出版された本でありながらも、中古品で価格が下がっていないということで購入。仕事で使えそうなところから先に拾い読みしているのですが、この本は当たりでした。というのも、営業に関する検証データが多数載っていて参考になります。例えば、初めてのアポイントの際にアイスブレイクから入った場合と、そうでない場合とで受注率に違いがあるのか?とか、プレゼン後、どのくらいの期間でお客様が「購入してみたい」から「購入しなくていい」に変化するかなど、データが豊富なのです。世の中の変化により、購買意欲の変化や嗜好の変化はあっても、物を買うときの人間の深層心理はそう変わらないと思いますので、非常に有意義なデータだと思います。
勿論、データだけではなく、小さな商談と大きな商談の違いなどについても言及されていますので、法人営業で特に参考になると思います。
●小倉昌男 経営学
この本はマクドナルドの藤田田氏の本と同時に購入していたので、長い間積読になっていました。読み始めると小倉昌男という人間に引き込まれます。過去に読んだ経営者の本の中でも、最も人間力を感じさせる内容です。まだ1/3なのでこの後が楽しみです。
以下はおまけですが、最近の本を選ぶときのポイントを記載いたします。以下は「この本どうかな?」と個別の本に辿りついた後、買うか買わないかを決めるときのポイントです。
●2000円(1900円というのもよくあるが)以上なら間違いなく買う。
●該当本の中古品が送料入れて新品と変わらない程度なら買う。逆に中古で1/2まで価格が落ちていたら買わない。
●日本人以外の著作。
アマゾンのレビューも参考にはしますが、トータルで★ひとつとか極端な場合を除いては、人それぞれなのであまり気にせずに購入しています。
今日の日経新聞の書籍の広告欄より。おっ!プレジデントが「仕事リッチが読む本、バカを作る本」という必読120冊の本特集じゃないですか。
と思っていたら、その隣の広告では日経ビジネスアソシエが「今、読むべき仕事に効く本400冊」という本の特集をしていました。
プレジデントは年収別という視点で、アソシエは目的別という視点で取り上げているようです。どちらも興味津々ですが、こういうのを読んでいる時間があったら、積載本を読まなければ、、とも思いますし、悩ましいところです。
週末、お花見に行かれた方も多かったのではと思います。私も近所の公園などで桜を楽しみました。撮影したものは近日、ちば散歩に掲載する予定ですのでお楽しみに!
さて、今日の朝礼の話題から。板倉さんより新入社員のお二人に関する以下のお話がありました。
●大手企業に比べて弊社のように規模が小さい会社に入社したということは、大きな決断をされてきたことと思う。
●大手企業に比べると圧倒的に早い成長スピードが求められる。
●自分がいつまでにどのくらい成長していなければいけないかを意識して学んでほしい。
これは決して批判ではなく例え話なのですが、とある大手企業ではある程度の役割や分担が決まっていたりします。例えば1m先に荷物を運ぶのが新入社員。そこからさらに1m先に荷物を運ぶのが中堅社員です。1mより先の2mの地点まで新入社員が荷物を運ぶのは入社1年後で構わないというのが大手企業の図式だと仮定します。
フューチャーリンクネットワークの場合、1年後というのはまずありえません。入社後、かなり早い段階で2mの地点まで、曲がりくねった道を通りながらでも1人で荷物を運んでもらう努力をしてもらわなければなりません。そのためには、日々常に学ぶことが重要になってきます。
では、新入社員が自分で学んでいればそれでいいかといえば、勿論そうではありません。嫌だなと思ったり、苦手に思っていることを後回しにせずに、率先してやる姿を我々が手本として見せる必要があります。それが教育でもあり、会社全体の好循環を生み出す源になると板倉さんはおっしゃっていました。子供は親の背中を見て育つですね。参考までに今年の新入社員に配布した課題図書を紹介しておきます。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン 小林弘人
ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 3 Webディレクション 第2版
標準ガイドブック制作プロジェクト 益子 貴寛 野口 貴史 長澤 大輔 安藤 直紀 境 祐司 長谷川 恭久 樋口 進 山本 聰 原 一浩 佐藤 伸哉 細川 英樹 横堀 直之 坂本 貴史 浅野 紀予 中嶋 文彦
生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
P・F. ドラッカー Peter F. Drucker
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
デビッド・カークパトリック 小林弘人 解説
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
照屋 華子 岡田 恵子
社長になる人のための経理の本 (日経ビジネス人文庫)
岩田 康成
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman 鈴木 主税
ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える
ジェニファー・アーカー アンディ・スミス 阿久津 聡
2年ぐらいにベストセラーとなった「フリー」や「シェア」といった書籍を監修。その他、自ら媒体を多数の媒体を生み出している小林弘人氏による著作です。前回紹介した「なぜデザインが必要なのか?」に続き、岡田さんからお借りした本です。
目次
はじめに
1章 もはや企業のメディア化は避けて通れない
2章 いかにメディア化させるのか? その考え方とテクニック
3章 自社メディアをソーシャルメディアに適合させよ!
4章 メディア化戦略をより高次なレベルに──未知を売り込み,顧客と協働する
サブタイトルにもなっている「フリー、シェア、ソーシャルで利益をあげる新常識」とあるように、広告ではなく、自社をメディア化することで利益を得るためのヒントが書かれている本です。
内容は以前読んだ「キュレーションの時代」や「明日のコミュニケーション」に近いです。知見ではなく、著者自らの経験に基ずく結果論が書かれているので、説得力が違います。概要をまとめると以下になると思います。
●マス広告を使った力技的なPRでは届けたい人に届かない。
●自社をメディア化する、つまり自社発信の情報を増やし、情報を届けたい人たちとコミュニケーションを推進することが大事。
上記については先に上げた2冊にも共通のことが書かれていますが、個人的に考えさせられたのはP62ページあたりにある「デパートの衰退」の周辺にある「コンテンツは作れば誰かが見てくれるというのは大きな間違い」というようなことが書かれていた部分です。「コンテンツイズキング」という言葉がありますが、コンテンツは作って終わりではなく、それを必要な人に見てもらうための工夫をしなければ意味がないということです。
但し、それはリスティングやSEOといったことではなく、ソーシャルメディアなどを活用して情報をビオトープのような狭域な空間まで流通させよといったことが書かれています。よく、この手の本を見て「で、どうすればできるの?」と言う人がいますが、それを考えるための本だと思います。
この人はこういう道を通ってきて数々の成功を生み出した。では、自分だったらここにこんな工夫を入れて新しい道を作ってみよう、でなければ面白くありません。言葉を選ばずに言えば、この本は常に進化し続けるこの世界の中では、情報が古くなるという意味で賞味期限も短いでしょう。しかしながら、メディアに関わる者としては必読書ですし、今後もこのような本を読み続けていく必要があると強く感じた一冊でした。
今日はアカデミー賞作品賞ほか、受賞したフランス映画「アーティスト」を観ました。初日ということもあり、かなりの混雑を覚悟していたのですが…地元の映画館は11人しかいませんでした。
生意気にも5つ★で評価するとしたら、4.5★ぐらいの作品です。特に感じたのは以下の点。
●サイレントって意外と観ていて疲れる。
●なぜなら五感をフルに稼動させて観ないとわからなくなるから。
●主人公2人、犬が素晴らしい演技。
●個人的には昔、沢山笑わせてくれた役者、ジョングッドマンが出ていてよかった。
サイレント映画といえば、個人的にはチャップリンの「街の灯」が大好きでした。そのときは疲労感はなかったと思うのですが、アーティストを観て、いかに文字から得る情報や、聴覚から得る情報に普段頼りすぎているかがわかりました。情報を受身として得るのではなく、自ら掴みにいく。普段ネットや本で知りたいことを調べる行為とはまったく別で、サイレント映画は答えがない。自分で見た情報に対して想像して答えを出さなければならないという意味で、疲れました。
観る前は、犬(ジャックラッセル)がすべて持っていってしまうのでは?と思っていましたが、主役のジャン・デュジャルダンが素晴らしいです。話そのものは単純で、もう少し短くてもよかったのでは?と思いますが、3Dよりも貴重な体験になること間違いなしです。
今回は岡田さんからお借りした本をご紹介。デザインに関する本です。
Amazonの内容紹介より。
コミュニティを生み出す劇場、泥をエネルギー源とするランプ、落ち葉と水だけで作られる食器、赤ちゃんの命を守るモニター、携帯電話を使った遠隔医療、空気をきれいにする建築資材…世界をより良いものにするための「デザイン」の数々。2010年ニューヨークで開催された大好評デザイン展“Why Design Now?”のすべてを収録。
エネルギー、移動性、健康、コミュニティ、素材、コミュニケーションほか、いくつかのテーマに沿ったイノベーション事例が紹介されています。デザイン関連の本は、初めて読むのですが、読むというより見るという感覚で、「これいいな!」という感性のツボを刺激するように見ると楽しいです(デザイナーの方は、まったく違った観点で見ると思いますが…)。
個人的にいくつか気になったものを紹介しておきます。
●マグノ木製ラジオ
http://www.gnr8.jp/product_info.php?products_id=809
個人的にラジオはよく聞くのと単純にインテリアとして置いておきたい。
●ブックLEDフロアランプ
本のように開閉するデザインが特徴のライトです。写真を見る限り、ブルーがほしいです。
●リスクウォッチ「今ある平常と取り替えたいですか」シリーズ
リスクウォッチという言葉自体知りませんでした。本当は時計のことではないんですね。シンプルながら、はっとさせられるデザイン。写真を紹介できないのが残念です。
●見えない街灯インビジブル・ストリートライト
韓国でデザインされたもののようで、葉っぱの形をした街路灯が木に巻きつく形で作られたものです。どこかにありそうで、それでいてないもの。これもシンプルなんですよね。
その他、街の景観を変えるような、斬新なデザインも多数載っていますが、個人的にツボだったのは、上記で紹介した実用的なものでした。いずれも、基本はシンプルで、ありそうでないものがキーワードでした。磨かれたかは別として、言葉ではなく視覚的な感性を磨くのは大事だと痛感した一冊でした。普段、縁のない人にこそ見てほしい本です。