地域情報サイト「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワークの広報ブログです。
Header

以前、「ライフネット生命社長の常識破りの思考法」という本を紹介しましたが、同じく出口治明氏の著作で先の本の半年ほど前に出版されたのがこの「思考軸」をつくれです。

目次

はじめに 私が「0.1% 」に賭けられた理由
序章 ベンチャー生保の立ち上げにかけた想い
第1章 5つの「思考軸」と大切にすべきこと
第2章 森を見る「タテヨコ思考」のすすめ
第3章 「多様なインプット」で直感と論理を磨く
第4章「違った人」をいかすリーダーシップ
第5章「勝率100% 」の真っ向勝負
第6章 私たちが、いまいるところ
おわりに 「悔いなし、遺産なし」―― 自分の頭で考え続ける
出口治明はパンクである― 取材者からのメッセージ
「軸づくり」に役立つ本一覧(歴史を中心にした20冊)

「ライフネット生命社長の常識破りの思考法」はどちらかといえば外に向けてのエネルギーを感じたのに対し、この本は自分自身の内に向けてのエネルギーを感じました。とはいえ、伝えたいメッセージはどちらの本でも変わらず、出口氏の思考にどっぷりとつかることが出来ます。

個人的には以下の部分が参考になりました。

●インプットの絶対量を増やし、アウトプットの機会は強制的に作る。
●組織作りの要諦は多様性の確保が重要。いかに異質な人間を集めるか。

後者に関しては、同じ価値観の人間ばかり集まると一見、居心地がいいように思えて切磋琢磨して新しいものが生まれにくい環境になってしまうからだと思います。スピードを重視し、いかにインパクトのある仕事をするかという部分にも共感しました。意識して変えていきたいと思います。

習慣化

5月 14th, 2012 | Posted by 社員Y in 社長のことば - (0 Comments)

今日の朝礼の話題から。今回は社長と取締役の板倉さんの話を併せて紹介いたします。

1)5月が終了すると1Qも終了する。
2)1Qで本来やるはずだったことを確認する。
3)1Qで出来なかったことを確認する。
4)なぜ出来なかったのか検証し、どうすれば出来るか考える。

卒業式・入学式・誕生日・年末年始といった節目により、私たちは自らを顧みたりします。しかしながらビジネスマンという観点では、自らが意識していないと、自分が成長しているか、自分が周囲の期待以上の働きをしているかといった振返りや確認をしないまま時間だけが過ぎてしまいます。

昨年、社長から何度も「プロフェッショナルであれ」という言葉が発せられましたが、プロであるならば日々の仕事に翻弄されるだけでなく、自分を俯瞰して問いかけるような時間を持つべきだと思います。

上記、板倉さんの話の4)に関しては、これまでも常々言われてきました。たまたま、朝礼の後のミーティングで板倉さんから以下のような話を伺いました。

「出来なかったことを出来るようにするには、車に例えるとギアチェンジが必要ということ。今のギアのままで一生懸命加速し続けても、何も変わらない」

一般的に何かが出来なかった場合や目標に届かなかった場合、すぐに言ってしまうのが「頑張りが足りなかった、もっと頑張ろう」です。つまり、上記で言えば同じギアのまま加速しようとする行為です。一種の、気合と根性論です。気合と根性は論じるまでもなく持っていて当たり前のことであり、そのパーセンテージを上げることを論じることは無意味ですし、そんなものは常にフルスロットルであることが前提です。

そうではなく、走り続けたまま別の方法にシフトしていくことが求められています。個人的には立止まって考えたいところですが、そんな時間すら無駄にしてはいけません。今日の朝礼をきっかけに、顧みることを習慣化したいと思います。

ビジ本紹介/生き方

5月 10th, 2012 | Posted by 社員Y in ビジネス本 - (0 Comments)

以前のエントリーで課題図書の紹介をしました。課題図書は読んだら社内専用のブログに書評を書き、それに対して推薦者がコメントを入れたり、推薦者自身の書評を入れるという試みをしています。今回は、私が推薦した1冊、稲盛和夫氏の「生き方」についての書評を転載いたします。考えてみたらこの「生き方」という本で、初めて本に直接書き込みを入れるようになったのでした。

「生き方」は営業やシステムなどの業務スキルを伸ばす本とは異なり、人そのものに着目した精神論的な本であり、原理原則(いつの時代も変わらない基本的な法則)を説いた本です。小川さんの書評にも記載されていましたが、この手の本は「何が」書かれているかよりも「誰が」書いたかが重要だと思っています。パナソニック(松下電器)の松下幸之助氏、マクドナルドの藤田田氏、ヤマト運輸の小倉昌男氏など、歴史に名を残す偉業を成し遂げた経営者の本は他にもあるのですが、そのような精神を踏襲しつつも、今なお現役で活躍する経営者となると、この稲盛和夫氏以外にいないかなと思い、推薦いたしました。

そもそも私がこの本を手に取った理由は、生きる意味を見失っていたから…ではなく、先に記載した「いつの時代も変わらない原理原則」を知ることで、自分自身を俯瞰し、人間力の向上に役立つのではないかなと思ったからです。

そんな訳で当時、読んだときに付箋や赤線を引っ張ったところを今見てみると、例えば17ページ(プロローグ)の中間ぐらいにある以下の部分。

「世間には高い能力をもちながら、心が伴わないために道を誤る人が少なくありません。」

とか、163ページ(心を磨き、高める)の最初にある以下の部分。

「私たちが自分の人間性を向上させたいと思ったとき、そこに難しい修行などは必要ありません。ただ、ふだんの暮らしの中で自分に与えられた役割、あるいは自分が行うべき営為を、それが会社の業務であろうと、家事であろうと、勉学であろうと、粛々と、倦まず弛まず継続していくこと。それがそのまま人格錬磨のための修行となるのです」

あたりが、当時この本を読んだときの自分の心の状態や、自分が欲していた言葉とシンクロしていたようです。今、この部分を読み返してみても特に響くものを感じないのは、自分の中で既に消化していることであり、当時より少しは成長しているからだと思います

そういう視点で見ると、みなさんが記載している響いた箇所というのも、今のみなさんが欲している言葉だったり、成長したいと願っている部分だったりするのかなと思います。ほぼ全員が「思い」や「熱意」について言及している箇所を挙げています。

「思えば実現する」(佐藤さん)
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」(金井さん・鳴澤さん)
「あきらめずにやり通せば成功しかありえない」(山崎さん・小川さん)

小川さんの書評に「多くの人が、それらの実践・継続の仕方に迷い・悩んでいる」とありましたが、まさに「思い」や「熱意」というものは、形あるものではないので、それをどのように形あるものに近付けていくのかについては、一人ひとりが考えていかなければなりません。

最近、金井さんが何やら念仏のように独り言を唱えているのは、なるほど、そういうことか・・・と思いましたが「思い」や「熱意」はまさに思ったり考えているだけでは駄目で、言葉にして口から発してみたり、手帳に書いたり、それを読み返したりすることで少しずつ自分にだけは見える形が出来るものだと思います。

最後に今の自分が読んで、最も響いた箇所を紹介します。

「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って正しいことを正しいままに貫いていこう。

これは84ページ(原理原則から考える)に記載されている物事の判断基準に関する、稲盛氏なりのルールです。ビジネスの場では勿論のこと、私たちは常日頃から何かを判断(選択)しています。判断する際に基準としているのは、自分自身の過去における経験値だと思いますが、経験したことのない物事に対する判断基準や、経験した事でも決めかねる場合には「人として正しいか」を基準に判断すると、結果はどうあれ後悔はしないと思います。

前回紹介した「ローマ法王に米を食べさせた男」も町おこしで、人の注意を喚起する(=集客)関連の書籍でしたが、今回も集客に関する本です。場所は美術館なのですが、帯には「街も人も蘇るすごい集客術!」と書いてあるので、自分があまり縁のない場所の方が客観的に見れて参考になることが多いのでは?と思い手にしました。

目次

はじめに 美術館へいらっしゃい
第1章 兵庫県立美術館の「集客作戦」
第2章 人を集める展覧会の作り方
第3章 美術館館長の経営学
第4章 オークション・ビジネスの最前線
第5章 驚異的な集客力を持つ世界のトップ美術館
第6章 お手本にしたい「小さいが魅力的な美術館」
第7章 美術館が街を変える、教育を変える
対談 蓑豊×福原義春

結論から言うと、私のように単に集客に関して興味があるだけなら1章だけ読めば充分です。1章だけは美術館に足を運んでもらうための作戦で、それ以降の章は美術館に足を運んでもらってからの作戦になります。1章で学んだことは以下です。

●施設を知ってもらうためには他の企業の協力が必須。コラボ歓迎。
●毎週何かやっているぞ!という話題作りを欠かさない。(=プレスから取上げられる)
●集客力のある施設(SCなど)を手本にし、いいところは真似る。

考え方は先日の「ローマ法王に…」と同じです。うまくWin-Winの関係になるようにして周囲を巻き込んでいます。2章以降を読むと、美術館に行ってみたくなります。それはおそらくこの著者のきめ細かい仕事ぶりと美術館への愛情が伝わってくるからだと思います。

1章だけ読めば充分と書きましたが、2章以降はどうやっておもてなしするかの参考になります。WEBでいえばコンテンツやサポートですかね。こういう一見、畑違いの世界も覗いて見ると面白いものです。

今回は読み物としても面白く、かつビジネスにも生かせそうなヒントが詰まった市役所の職員、高野誠鮮さんの「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」です。

目次

第1章 「1.5次産業」で農業革命!
第2章 「限界集落」に若者を呼ぶ
第3章 「神子原米」のブランド化戦略
第4章 UFOで町おこし
第5章 「腐らない米」。自然栽培でTPPに勝つ!

通常は読まない類の本なのですが、とあるブログで取り上げられているのを見て興味を持ち、手にした本です。まず、読み物として普通に面白いので、夢中になってあっという間に読んでしまいました。とにかく、高野さんの行動力が凄いです。

可能性の無視は最大の悪策だ!

というご本人の弁のとおり、可能性が0%ではないならやってみないと分からないし、やらないことが信じられないという姿勢で何事にも取組みます。石川県の羽咋市という過疎化されたエリアを蘇らせるまでの話なのですが、あの手この手で本当に色々なことを考えて、すぐに行動に移します。例えば・・・

●神子原米をブランド化するために天皇陛下やローマ法王に売り込む。
●米のパッケージの文字をエルメスの書家に書いてもらう。
●NASAから本物のロケットを購入して宇宙博物館を作る。
●アメリカの人工衛星で米の品質検査を行う。また、その検査方法を販売する。
●総理大臣からメッセージをもらい反対派をも黙らせる。

などなど。一見、上記には膨大な費用が掛かりそうですが、ロケット購入以外は驚くような予算をかけていません。予算なんかなくても頭を使って知恵と行動力で勝負する。利用できるものは、ちゃんとWin-Winを前提に賢く利用する。おそらくこの本で紹介されていない失敗談も多数あるような気がしますし、逆境に立たされたことも普通の人の倍以上、経験していそうです。しかしながらこの本を読む限り、高野さんは常に前を向いていて、目の前の壁をひとつひとつ乗り越えて行きます。

ブランディングや認知度向上、そして集客に関する施策は限られた予算ということもあるのでしょうが、ノウハウを残すために代理店などには依頼せずに自らやってしまいます。全てのことが他人事ではなく、自分のこととして腹に落ちているから高野さんにとってはそれが普通のことなのでしょう。

最初はなかなか協力してくれなかった地元の人たちを次第に同志に変えていく過程も、読んでいて非常に面白かったですし参考になります。この本に記載されている施策は勿論のこと、行動力の早さや人を巻き込む情熱は、地域活性に携わる者なら一読すべきものだと思います。読んでいてとにかく爽快です。自分も頑張ろう!と思える本です。

今日はゴールデンウィークらしい話題を。

昨日は地元の映画館に「テルマロマエ」を観に行くも1時間前でも最前列しかあいていないため中止。今日は渋谷と新宿など一部の映画館でしか上映されていない「ルアーブルの靴磨き」を渋谷のユーロスペースに観に行きました。

初回は11時からで、45分前に到着したのですが開場となる30分前には長蛇の列が。元々150席ぐらいしかないいわゆるアート系シアターなのですが、立見が出るほどの大盛況ぶり。このブログをご覧いただいている方も「ルアーブルって何?」というくらい知名度の低い映画だと思うのですが、どうやって集客したのか非常に興味深いところ。

ちなみに私自身は映画自体は去年のカンヌ映画際に出品された後に知り、いつ日本で公開するのか注目してはいたものの、たまたま先週金曜日の日経新聞の夕刊に評価が掲載されていたのを見て、「え?日本でやってるの?」と驚いて調べたのがきっかけでした。新聞を見てなければ見逃していたかもしれません。日経新聞の夕刊は水曜の書評と金曜の映画評以外はほとんど見ていないのですが、これは今後も絶対に目を通すようにしようと決意しました(って、他の記事も読めよ・・・という話ですが)。

さて、前置きが長くなりました。この「ルアーブルの靴磨き」。なぜそんなに前から注目していたのかといいますと、監督のアキ・カウリスマキが個人的に大好きだからです。それは1990年。もう20年近く前になるのですが、「コントラクトキラー」という映画がありました。観に行ったきっかけは忘れましたが、初めて観に行ったときはあまりに台詞のない静かな映画のため半分以上寝ていました。観客の笑い声で目が覚め、その後目が覚めて続きを見たものの、途中が抜けているので当然意味がわからず。

普通なら寝てしまった映画など、つまらないからという理由で二度と観ないのですが、このときは何だか悔しくて、再度チケットを購入して別な日に観ました。すると、とても面白い。カメラはほとんど動かない。台詞も少ない。でも、映像の何ともいえない色合いと、登場人物がかもし出す絶妙な間によって生まれる、クスクス笑い的な可笑しさにはまってしまいました。その後、上映が終わるまで計5回観ました。

世間(というより映画ファンの間?)でも、いつのまにかフィンランドの巨匠という位置づけで過去の作品が公開されたり、新作も大々的にPRされたうえで公開されたり(中でもレニングラードカウボーイズは有名かも)。しかしコントラクトキラーの後に公開された「ラヴィドボエーム」という映画は個人的に今ひとつ馴染めなかったので、だいぶ長い間作品から遠ざかっていました。

そして今回の作品は5年振りの新作。しかも主人公の奥様を演じるのは「マッチ工場の少女」の方だったり、他にもお馴染みの顔ぶれ(例えばジャッキーチェン映画に毎回どこかで見た顔がいるように)が予告編で登場していたので、これは観るしかないなと。

前述した「色」と登場人物の「間」、そして絶妙な「クスクス笑い」の連続。迷わず観に行ってよかったと思える傑作でした。今も混雑している状態ですが、クチコミでもっと集客して、ロングランになるといいなと思います。

久し振りに長い記事が個人的な趣味で申し訳ございません!その後、渋谷ということでオープンしたばかりのヒカリにも潜入レポートを試みようとしたのですが、入場規制により入れず。地下3階の行列は凄かったです。今回は諦めてまた次回ということで戻ってきました。ゴールデンウィークもあと2日。早いものですね。

今日からゴールデンウィークも後半です。お仕事をされている方もいらっしゃると思いますが、いずれにしても有意義な日にしたいものです。

さて、まいぷれイラスト工房は4月のスタートキャンペーンを終了し、5月は名刺プレゼントキャンペーンを始めました。このサービスはどんなものかといいますと・・・

●制作したイラストを載せた、あなただけのオリジナル名刺(裏面はイラスト工房のご案内)をお作りします。

というものです。イメージはこんな感じです。

こんな名刺があったらとても素敵じゃないでしょうか。5月末限定ですのでお早めにどうぞ!!

お問合せフォーム
まいぷれイラスト工房特集ページ