地域情報サイト「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワークの広報ブログです。
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日経新聞の平日の朝刊の隅っこで紹介されていた本です。

まえがき
第1章 クリティカルシンカー列伝
第2章 いろいろなクリティカルシンキング
第3章 クリティカルシンキングの中核とは
第4章 具体的状況におけるクリティカルシンキング
第5章 クリティカル・シンキングを広げる
第6章 学びを深める
あとがき

ロジカルシンキングほどではないにしろ、クリティカルシンキング関連の本も多数見かけます。この本は、それらの本やクリティカルシンキングと思われる思考をしている人や事例を通して、クリティカルシンキングの実態を紹介していく本です。

事例があるので、「あぁ、これがクリティカルシンキングなのか」と分かりやすい反面、ロジカルシンキングのような明確なツリーがあるわけではないので、これを実際に活かすのはかなり難しいと思いました。この本にも引用されている野矢茂樹氏の論理学シリーズにも通じる難しさというか。

結びとして、クリティカルシンキングは「よく考えること」と記載がありますが、要するに考えるセンスが求められるのがクリティカルシンキングのように思いました。わかったような、わからないような書評ですが、興味のある方は読んでみてください。

フューチャーリンクネットワークのシステムチーム、佐藤隆弘氏による新サービスの提案プレゼンです。たまたま撮れていた一枚ですが、どこかの新興企業の社長のようです。少し語弊がありますので訂正しますと、この写真は会社の全体ミーティングのものです。今回はあらかじめグループ分けされたチームごとに、お店に実際に足を運び、課題を解決する提案をみんなの前で発表するという試みでした。

最後に投票を行い、最も票を集めたのはこちらのチーム。

現状の把握、課題の発掘の組み立てが最もよく出来ていたと個人的にも思いました。短時間で、しかも提示できる資料の枚数はA4で2枚という制限の中でいかに説得力のあるものを作れるか。いい勉強になりました。

まいぷれにビジネス系のセミナー情報が掲載されているのをご存知でしょうか?以下はSBIビジネスソリューションズによるプレスリリースです。

地域情報サイト「まいぷれ」に、ビジネスセミナー・研修情報を提供

このご時世、スキルアップを図りたいビジネスマンは多数いらっしゃると思います。とある本にも書いてありましたが、人材のコモディティ化が進む昨今、いかに個のスキルを伸ばすかが自分の価値、そして企業の価値を高めるポイントになります。昨日は、セミナーの魅力をまいぷれでお伝えすべく取材に伺ったのですが、実際に2時間半ほどのセミナーに参加してみて、セミナーの内容以外にも学ぶべき点が多々ありました。例えば・・・

●セミナー講師による参加者との絶妙な距離感や空気感の作り方
●企業の強みを活かした説得力のあるプレゼン

など。真似できそうなものもあれば、積み上げていかないと簡単には真似のできないものもありますが、人から人へ物事を伝えるという行為は、よく観察するととても勉強になります。これは、営業に限らず普段のコミュニケーションにも活かせることです。言葉だけで「まいぷれにセミナー情報が掲載されています!」では、伝わりません。自分で体感してこそ、伝えられるものがあると思います。

今後掲載予定の、セミナー体験レポート。ご期待ください。

打合せで六本木一丁目と直結している泉タワーへ。ビルの上階から撮った1枚です。すぐ近くに城山ヒルズやアーク森ビルなど高層ビルが建ち並びますが、写真でもわかるとおり、すぐ隣ぐらいの場所で工事が行われていました。来年には景観がまた変わるのでしょうか。やはり西船橋が一番ですね??

突然ですが告知いたします。

若者採用のための成功方程式について、以下のお二人にアツく語っていただく2時間のセミナーです。

株式会社リクルートエージェント 就職Shop推進室 室長 木村樹紀氏

千葉キャリ代表取締役 種村剛氏

この機会に是非、ご参加ください。
インターネットによる事前のご予約はこちらから。

若者採用活性化セミナーの詳細ページはこちらから。

マネージャーは「最前線の経営者」であれ!と帯に大きく書かれた強力本です。規模はともあれ、マネージャーやチームリーダーなど組織を引っ張っていく人で、悩んでいる人には特にお薦めです。

目次

はじめに マネージャーは現場最前線の経営者であれ

プロローグ 人の強みは経営の強み
第1章 職業人生から得られる成長の機会
第2章 組織の活力を生み出すマネジメント
第3章 マネジメント・プロセス改革〈1〉 変革を生み出す目標設定
第4章 マネジメント・プロセス改革〈2〉 成長課題を一人ひとりに展開する
第5章 マネジメント・プロセス改革〈3〉 実行徹底のためのPDCAの仕組み
第6章 マネジメント・プロセス改革〈4〉 チームで人を育てる
第7章 マネジメント・プロセス改革〈5〉 成長のカンフル剤
エピローグ 現場最前線で人事制度を使い尽くせ

同じようなテーマを扱った書籍は多数ありますが、机上の空論ではなく、事例なども含めた考察や実際の現場でどのように活用すればいいかが具体的に示された本です。PDCAなどは既に現在多くの会社が行っていることであり、実際弊社でも行っているような気がします。気がすると書いたのは、自分自身がPDCAを回しきれていると思っていないからなのですが、この本にも「PとDばかり繰返している企業は多い」と書かれているとおり、失敗を糧にしない企業や組織は多いのだと思います。この部分は自分自身も反省しきりなのですが。

PDCAを始めとする組織・チームの導き方よりも個人的には第1章、2章あたりを意識したいと思いました。中からいくつか抜粋すると…

日々の仕事をメンバーの成長の機会にできるのか。人が成長を実感できる職場であるのか。会社が成長するか否かの分岐点がここにある。

人を指導するということは、自分の至らない点と向き合うことであり、人材育成とは結局自分自身と対峙することに他ならない。

マネージャーが業績に対する厳しい認識を持っているか否かの違いが、長い目で見て会社の成長に大きな違いを生み出す。

などなど、マネージャーとして考えなければならないことや、そうあるべきことが多数散りばめられています。これを読んで少しでも思い当たる節があれば、必ず参考になると思いますので是非読んでみてください。

今日は取締役の板倉さんから以下のお話がありました。

●今日は皆さん大きな声で元気に挨拶して入って来ていた。
●挨拶や大きな声は基本中の基本。
●元気は周囲に感染する。
●自分の役割を把握して時にはその役割を演じてほしい。
●演じることはすなわち成長にもつながる。

特に「演じる」ことに関しては、なるほどと思いました。例えばマネージャーにはチームの目標を達成するために各メンバーの能力を引き出したり、自身がメンバーに不足していることを補いながら、全員が成長する環境を作らなければならないという役割があります。

そんな役割を今は100%遂行できる力がなかったとしても、それが出来るマネージャーを演じたり、頭の中でイメージすることにより、自分に足りない能力を必死で補おうと努力するようになります。そんな努力を続けていくことで、自分が思い描いていたマネージャー像とのギャップが次第に縮まっていきます。努力なくしては縮まらないギャップですが、人間は足りない部分を意識し始めると、それを補おうとする能力を誰もが持っているそうです。

演じることで自分に足りないものを把握し、足りないものを補う努力をし、いつしか演じたかった自分になっている。人間、この繰り返しで成長していくのではないでしょうか。そんなことを考えさせられた今朝の朝礼の言葉でした。