前作「憂鬱でなければ、仕事じゃない」がベストセラーとなった幻冬舎の見城氏とサイバーエージェントの藤田氏による共著第2弾「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」を読み終えました。
<目次>
第一章 自分を追い込め
第二章 人付き合いの基本
第三章 仕事で勝つ心掛け
第四章 日々の過ごし方
第五章 成長を止めない
第六章 誰とも違う自分へ
前作を読んだ方の評価を見ますと、賛否両論で否の中には「単なる自慢話」という意見もありましたが、個人的には感情を揺さぶられ、士気を大いに鼓舞させられる言葉が多数散りばめられていた良書だと思いました。ところが、第2弾が発売されたときに、すぐには手が伸びませんでした。インパクトのある表紙が、言い方は悪いですが二匹目のドジョウを狙っているようなイメージを受けましたし、前作でお腹一杯になれたので、それ以上は必要ないなと感じていたからです。
それでもやはり無視はできず、書店で中身をめくったところ、前作とはまた違った意味で刺激を受けそうなフレーズがあったので、だいぶ遅れて購入し読んでみました。どうしても前作と比べてしまうのですが、個人的には以下の感想を持ちました。
●前作と若干重複するような部分もある。
●前作よりも藤田氏の言葉が耳に残らなかった。
●見城氏の仕事に対するスタンスは今回も参考になる部分が多い。
見城氏の仕事へのスタンスは、今回の方がより身近に感じられます。とはいえ、簡単に真似できるものではありませんが。前作を読んでよかったと思う人は、読んで損はないと思います。もし、まだ両方とも読んだことのない人にすすめるなら、やはり1冊目をおすすめしますが。
もし第3弾があるなら、藤田氏ではなく別な人とのタッグで読んでみたいです。