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「ミッション」という本が気になっていて購入しようと思っていたら、

同じ著者で新しい本が出ていたので中身をチェックしてこちらを購入。

ザ・ボディショップやスターバックスでCEOを務め売上を倍増させた岩田松雄さんの最新刊です。

タイトルから部下に慕われるために四苦八苦するリーダーの話を連想される方もいるかもしれませんが

内容は、リーダーのかくあるべき論、人間としてこうあるべき論に比重が置かれた本です。

まず、印象に残るのは「謙虚」さ。

この手の「論」ずる本は、ともすれば著者にそのような意図はなくても

上から目線に思えたり、自慢話に思えたりすることも少なくないのですが

著者のお人柄なのか押し付けがましさがまったくなく、個人的には共感できる部分が多々ありました。

その中でも、いくつか印象に残った部分を抜粋すると・・・

・長期的には楽観し、短期的には悲観する。

・組織として正しいと判断したことでも、それが人間として正しいことなのか考える。

・どんな仕事をするにしても「火花が散る瞬間」を意識する。

火花が散る瞬間の話は、著者が日産に勤めていた頃に

溶接工場でパチパチっと火花を散らす工程を見ながら

上司から言われたことです。

「このラインの中で付加価値を生み出しているのは火花が散っているあの瞬間だけなんだ。だからそれ以外、在庫管理をしたり、モノを動かしたり、打合せをしたりするのはすべて無駄だという目で見ろ

実際には全ての工程があって初めて火花を散らすことができるので

無駄なことは一切ないとは思いますが、意識を向けるのはどこか?

というのを常に考えることは重要です。

また、スターバックス時代の逸話にも印象的なものがありました。

お店の前で交通事故が発生し、お店の窓越しにドライバーの主婦が

パニックになっていたのが見えたそうです。

それを見た、アルバイトのパートナーがお店を飛び出し、

主婦にそっと一杯のコーヒーを差し出したそうです。

これはマニュアルに書いてあることではなく、スタッフが自発的に

判断し行ったそうです。

なぜ出来たか?

それは、スターバックスのミッションが明確だったからです。

人々の心を豊で活力のあるものにするために
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから

自分たちは何のために存在しているのか?

ミッションはその価値感の原点です。

会社だけではなく、個人においてもそういったミッションを

持っておくことは必要だなと感じました。

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

本屋に入って本の中身をチェック。

よさそうと感じたらタイトルをメモ。

後でアマゾンで評価をチェック。(今はスマホなのでその場でチェックも)

評価が良くて1500円以上の本なら購入。

このところ、本を購入するときは上記のような行動パターンでした。

しかしながら、今回はスキマ時間でたまたま入った本屋で見かけた本をペラペラめくると

なかなか面白い内容。

いつも通り、後からアマゾンで買うか、それとも帰りの電車で読むか。

今回はなぜか、少し考えました。

その場で「いい!」と思ったものの、後から購入していない本の多いこと。

時間というものもありますが、読みたいと思ったときに読んだ方が

頭にも入ってくるはず。

そんなことが頭をよぎり、珍しくアマゾンではなく街の書店でそのまま購入した本です。

読後感は以前読んだ佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代」にも似ています。

マーケティング本なのですが、ソーシャル寄りでもあります。

今、マーケティング云々で、どうすれば一人ひとりにリーチできるか考えれば

当然、ソーシャルメディアは無視できません。

とはいえ、結構この手の本は市場では食傷気味というか、溢れているので

必読本かというとそうでもないかもしれませんが、分かりやすさと

気軽にサクサク読めるという点では、おすすめの本です。

個人的には特に「つぶすには?」の章で、自分のビジネスのコアとなるものを

徹底的に考えるという部分が参考になりました。

自分のビジネス、会社のビジネスがつぶれるとしたら(できなくなるとしたら)。

これがなくなったら、つぶれてしまうというものを考えると

そこから見えてくるものがたくさんあります。

それはオンリーワンなものなのか?

それにさらに上乗せしてビジネスを発展させることはできないか?

それがわかれば、商売をしている人なら、セールストークとしても使えます。

この本を見て、起業というものに興味を持つ方もいることでしょう。

会社を興すには、この本に書かれていること以上に、たくさんのことを

考えなければなりませんが、考えるより前に進めという気持ちを与えてくれる本です。

「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。 (「市場の空席」を見つけるフォーカス・マーケティング)

日本人で始めて「プロ・ゲーマー」という職種を築いたプロ格闘ゲーマーの梅原大吾氏による初の著書です。

目次

第一章 そして、世界一になった
第二章 99.9%の人は勝ち続けられない
第三章 ゲームと絶望と麻雀と介護
第四章 目的と目標は違う
第五章 ゲームに感謝

プロ・ゲーマーって何?と思うほど、ゲームの世界には疎いのですが、プロのスポーツ選手と同様にスポンサーがついているゲーマーということだそうです。ゲームはほとんどやりませんので、この本との接点も当初はまったくなかったのですが、どこかで書評を見て、アマゾンでも高評価だったため購入しました。

読んで感じたのは、その徹底したプロフェッショナルさです。おそらく、梅原氏はどんな世界に飛び込んでも成功するポテンシャルを持っていると思います。将棋の羽生善治氏の本を読んだときにも思いましたが、もしこの方がビジネスの世界にいたら、凄い会社を作って名を馳せていただろうということです。

「相手に勝つためにどうすればいいか?」と考えることは誰にでも出来ますが、梅原氏は「相手に勝ち続けるためにはどうすればいいか?」を常に考えています。営業が「今月の数字を達成するためにはどうすればいいか?」と考えていてはダメで「毎月ずっと達成し続けるにはどうすればいいか?」と考えなくてはいけないということを教えてくれます。
また、梅原氏は常に自分を変化させることを意識しています。例えば、あるゲームで圧勝しても、次にやるときは同じやり方をせずに、別なやり方で圧勝をするように、あえて遠回りとも言えるような道を通ってみたりします。ゲームには勝利の方程式のようなものが存在し、10が勝てるレベルだとすれば、その10を手に入れることは方程式を真似れば比較的簡単に出来るといいます。しかし、梅原氏はその上の12を目指します。12という前人未踏のレベルに達成したら、普通の人はまず真似が出来ない、どんなことをして勝ったのかさえ理解できない、そんなレベルに到達することを常に考えています。

梅原氏は天才なのかもしれませんが、この本からは謙虚で誰よりも努力している姿しか浮かんできません。そこに絶対に到達するんだ!という強い意志を持てば、きっと誰にでも可能性はあると思わせる内容でした。違う分野で活躍している人だからこその説得力もあり、とても学ぶ点が多い本でした。